今年の冬一番の寒波も過ぎ今日は穏やかで暖かったのですが、午後から小雨が降り又今晩から寒くなるそうで

まだ、春が随分先の様です。

一宮市内のＫ邸も昨年末から工事に掛っています。

Ｋ邸は大規模なリノベーションでして、昭和初期の建物ですので築80年以上経っていますのであちらこちらに歪もあり

耐震工事も行っていますので、なかなか手間も掛ります。

皆さんは、古民家と言うと立派な材料で造られていると思われますが、以外にもそうでもありません

見えない所の材料はそうでもなく、また使い回しの材料も使われているときもあります。

昭和初期の頃の2階部分は思うより大した造りでもなく現在の家の方が造りとして良いかもしれません

1階部分の玄関～座敷は良い材料が使ってありますが、床下などリサイクル材が使用してある事もあり

今の時代よりエコな時代だと思います、今は古い材料を使うことなど無くこれも時代の流れでもあり昔は

木材が貴重であり製材も大変でしたので、その時代を家も反映しているのです。

今回も使える部分は残し補強する所ちゃんと行い以前の面影も残し使いやすい古民家を目指します。

ところでどんな出来栄えになるますか、これからのお楽しみです。