銅板。
3月になりました。
気象関係では、2月までが冬で3月から春になります!
初旬は 冬の寒さが勝っていますが、暫くすれば暖かい陽射しとなりじっと春を待っていた草木も眠りから覚め萌えるような新緑の季節を迎えます、もう少しの辛抱です。
家でもあまり人の目に触れず夏の暑さ、冬の寒さ風雪に耐えて家を守ってくれるのが屋根です。
その屋根材と古から使われているのが瓦屋根で、ご存知のように瓦は 焼成品ですので
耐久性が屋根材の中では群を抜いています。
そんな瓦屋根に落とし穴の様な箇所があります。
現在の屋根ではもう殆どありませんが、以前の瓦屋根で谷の部分が銅板で谷が施工して
あるところがあります。
銅は錆びる事もなく腐食しないのですが、一定の箇所に雨が当たると溶けるのです。
ご存知かと思いますが 銅は軟らかく、また酸性雨の影響で一段と溶けやすくなり
気付かないうちに大切な屋根に穴が空いて雨漏れなります。
そんな事にも注意するのも僕等の仕事の一部です。