こんな断熱材
午後から、雨が降りだしじめっとした空気で季節は梅雨を感じさせます。
湿度が高いと身体が重く感じるのは僕だけでしょうか?
断熱材の事は、皆さんがもううんざりする程書きましたが、それでもめげずに書きます。
今回は、グラスウール・発泡ウレタン・パーフェクトバリアとも違います。
新聞紙の古紙を主原料にした断熱材セルロースファイバーを使用しました。
この断熱材は、もう十数年前にも使用したことのある断熱材で新聞古紙を細かく砕き柱の間に吹き込んでいきます
この断熱材は柱間に密に入り断熱性能は高いです、でも新聞紙なんて虫の住かになりそうなんて思われるのですが
ホウ酸を使用していますので、虫の心配もありません。
では、どうやって吹き込むのか?外壁面は透過防湿シートを貼り内部は専用のメッシュ性のシートを貼りその中に吹き込んでいきます
気密性の点では落ちますが、断熱材が密なので心配はありません、そうすると良い点ばかりではないのか?
しかし、やはり施工単価がかなり高価になります。
どこまで断熱性能を求めるのか?気密性を求めるのか?施工単価を求めるのか?
それは、建物の建つ地域や費用対効果を考えながら断熱材を決めていきます。
グラスウールの性能は比較的安く性能は良いのですが、大工さんが施工を熟知しているかによって変わる事もあります。
ウレタンは気密性は良いのですが、グラスウールより単価が高く断熱性能をグラスールまで引き上げようとすると施工単価が
また、上がってしまいますが、断熱性能の均一化は図れます。
そして、セルロースファイバーは良いのですが、格段に施工単価が高くなります
家を造る事は、やっぱり難しい事で何が良いのかをお施主さんと共にお話をして家を創る事は楽しく大変な仕事なのです!